blue ocean strategyとは、INSEAD(欧州経営大学院)教授のW・チャン・キム とレネ・モボルニュによる経営戦略論。
「競争の激しい既存市場を「レッド・オーシャン(赤い海、血で血を洗う競争の激しい領域)」とし、競争のない未開拓市場である「ブルー・オーシャン(青い海、競合相手のいない領域)」を切り開くべきだと説く。そのためには、自分の業界における一般的な機能のうち、何かを「減らす」「取り除く」、その上で特定の機能を「増やす」、あるいは新たに「付け加える」ことにより、それまでなかった企業と顧客の両方に対する価値を向上させる「バリューイノベーション」が必要だとしている。そのための具体的な分析ツールとして、「戦略キャンバス」などを提示している。
従来からよく知られているマイケル・ポーターの競争戦略が「事業が成功するためには低価格戦略か差別化(高付加価値)戦略のいずれかを選択する必要がある」としている一方、ブルー・オーシャン戦略では「「減らす」「取り除く」ことによる低コスト化と「増やす」「付け加える」ことによる顧客にとっての高付加価値は両立し得る」と主張している。」(ウィキペディア)
ブルー・オーシャンは、未開拓の市場を単に発見するだけではなく、戦略を練って自ら創り上げるもの。
ブルー・オーシャンは、あくまで競争相手がいない、または少ない市場であって、楽をして簡単に儲かる市場ではありません。しっかりとした戦略と参入後の遂行力が必要。