「脚下照顧」(きゃっかしょうこ)
我が身を振り返れという意味です。脚下とは足元のことを、照顧とは照らし顧みる、つまり行いを反省して顧みることを意味しており、自分自身をしっかりと顧みなさいということをいっている言葉です。
履物をそろえることを奨励するための標語に使われることがありますが、履物の脱ぎ方にその人の精神状態が表れることから、脱いだ履物に心を留めて整える行為やそのものが、自分の心を見つめる修行につながっているという禅宗の教えです。
また履物をそろえる度に、足元をおろそかかにしてはいけないという自戒